お引渡し

2018/02/16(金) 2019年4月まで

先週末完成見学会をさせていただいたK様邸、

無事にお引渡しさせていただきました(^-^)


お引渡しの日は何をするの?



もちろん建築中はコムハウジングが管理していた建物がお客様の住宅となる日なんですが・・・


当日は、各保証書等お引渡しの書類をご確認いただき、鍵の受け渡しをさせていただきます。

そしてキッチンや浴室、トイレ、給湯器といった設備機器の使い方(取り扱い説明)をメーカーの方にしていただきます。

今まで私たち施工者は工事用の鍵で玄関の出入りをしていましたが、

お客様に受け渡した鍵を一度鍵穴にさすと、不思議!もう今までの鍵は使えなくなるのです。

防犯面も全くご心配することはありません(^-^)

  



当日の動きはこのような感じですが、

見えないところでは司法書士というお仕事の方が動いてくださっているのをご存知でしょうか。


建物が新築されると、

建物の所有者はどのような建物かを示す


「建物表題登記(建物表示登記)」を行わなくてはなりません。


この建物表題登記をすることで、登記記録が作られます。

この時点でも一様所有者は誰であるかは記載されています。


その後、「誰が所有者か」を示す「所有権保存登記」を行います。


この所有権保存登記をすることで所有者に対抗要件が備わり、

不動産の権利関係に関する登記ができるようになるのです。

逆に言えば、所有権保存登記をしてなければ、売買や相続、抵当権設定などができません。


この保存登記表題登記とは異なり、所有者の任意に任されています。

しかし、不動産の所有権が移転したり、

その不動産を担保にして金融機関から融資を受ける際に、

契約の相手方は自分の権利が公に示され、

また証拠となることで安心して売買や融資を行います。


新築の家を建てる際に金融機関から融資を受け、土地・建物に抵当権を設定するには、

この所有権保存登記が絶対に不可欠です。


お引渡しの前には最終の支払いをしていただきます。

その最終の支払日(お引渡し日当日または前日まで)に住宅ローンが実行されますが、

それと同時に司法書士の方が保存登記、抵当権設定等をしてくださるのです。

  



見えないところでたくさんの方が関わり完成した一つのあたたかい住まい

K様、この度はおめでとうございました。

そして行き届かない部分もあったかもしれませんが

一年弱にわたる住まいづくりに参加してくださりありがとうございました。

今後も長いお付き合いになると思いますがよろしくお願いいたします(^_^)

1ページ (全156ページ中)