耐震等級
2016/09/08(木)
2019年4月まで
お客様との打ち合わせ中に、ふと、構造部材(柱や梁)の話になりました。
そのなかで、
「数年前に家を建てた友人が、知り合いの建築士に図面を見てもらったら
『柱が少ないんじゃないの?』って言われて心配になって、結局他の建築会社で建てた人がいる」
という話を伺いました。
現在の建築基準法では木造住宅は構造計算書を提出する必要は無く、(もちろん設計者はその構造が安全であるかの検討はしなくてはなりませんが。)一定の壁の量とバランスを満たしておけば大工さんの経験で柱の本数などを決めてもOKなのです。
もちろん、先の建築会社が設計したものを、なんの根拠も無く『柱が少ない』と言ってしまう建築士も考え物ですが、しっかり構造検討をしていたとしても、その書類を提示して説明ができなかった建築会社にも原因がありそうですね。
当社の家は、中庭に面して大きなサッシを取り付けます。時には5mを超えるような大開口になるケースもありますが、全て1棟1棟構造計算をして、耐震等級3相当の建物になっていますので構造の面もご安心いただけるのではないかと思います。