低い壁

2014/12/08(月) 2019年4月まで

北区で建築中の現場での写真です。

写真では分かりづらいかもしれませんが、中庭の向こうに見える隣地は、丘のような状況になっていまして

将来、建物が建築されるような事はほぼありえない状況なんですね。

したがいまして、廻りから見下ろされる事がない今回の中庭の壁は、

通常より随分、低い高さになっています。 

 

 

 

そのおかげで、いつもに増して解放感があり、「気持ち良い中庭になる事、間違いない」といったところです。

ただ、低いといっても部屋の中からは低く見えても、家の床と外の敷地とのレベル差は、ざっと60㎝程ありますから

家の中の床から2mの高さだとしても、外からは2.6mにもなる訳です。

このような高さの塀は、コンクリートブロックでは不可能ですから、

かなり大きな基礎が必要なコンクリート打ちで製作するか

ごくごく一部の味気ないアルミのフェンスなどでしか対応できない高さで、

当社がやっているように、建物本体と一体で施工する事で可能になります。

このブログでも何度もお伝えしていますが

当社の中庭の高さは、現場の状況にによって、最適な高さに調整していますが

それも、上記のようなやり方だからこそ可能になるんですね。