安息角
土地が決まって、さぁ!プランという時に気を付けなければならないことの一つに
周辺との高低差があります。
予定地に隣接して、田んぼや用水路がある場合、土留め擁壁があり、隣地(用水路)との高低差がある場合が殆どです。
その場合、基本的には建物を擁壁に近づけることは避け、安息角を超えない位置に基礎を配置するようにします。
安息角?

安息角とは、土が崩れないで安定するときの、土の斜面の角度です。
地震などで擁壁が倒れ、土砂が流れ出た場合でも土が安定する角度
その安息角の中に基礎がしっかり入るように擁壁からの距離を保ちたいのです。

但しに敷地の広さに余裕のある場合ばかりではありません。
また高低差が大きいともちろんその離れ距離も大きくなります。
そんな場合は基礎の根入れを深くし(深基礎)建物が安定するように計画するのです。

現在基礎工事が完了したばかりの現場です。
用水路底板が2m近い深さがあり、そこからの安息角ともなると
境界線から2.5m程も離さなければならず・・・
そんなに敷地を無駄には出来ません。
なので、通常の根入れよりも50㎝深い深基礎を計画。
基礎工事コストは多少かかりますが、土地を有効に、かつ安全な建物を計画させて頂きました!
もうすぐ上棟!
引き続きご安全に!宜しくお願い致します。
岡山で注文住宅を建てる 中庭のある家 コムハウジング
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