住宅と消費税について改めて

2013/09/28(土) 2019年4月まで

消費税の増税に伴い、住宅の場合は9月中に契約をしておけば現行税率の5%が適用されますが、10月からは基本的に改正後の8%になります。

3%も上がると数十万円単位で負担が増えてしまうので、何としてでも9月中に契約を、という話も聞きますが、みなさまのなかには、なかなか思うような土地に出会えず、消費税が上がってしまう。。。

こんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに増税分は頭が痛いところではありますが、はたしてそれだけでしょうか?

実は住宅の取得が税率引き上げ後になってしまっても、国が負担軽減のための施策を二つ用意してくれています。

ひとつは、『住宅ローン減税の拡充』Img_20130928_183025_314

これは、住宅ローンの残高に応じて所得税や住民税が減税される制度です。

以前からこの制度はあったのですが、最大減税額が2倍に拡大される予定です。

そしてもうひとつは、『すまい給付金』

前出のローン減税は以前からあったものですが、こちらは新しい制度で、年収や建物の持ち分によって、税率8%の場合は最高30万円が給付されるというものです。

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まだ、正式に増税が決定されたわけではないので、あくまでも予定なのですが、こういう制度によって、負担はずいぶん軽減されるのではないでしょうか。

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それからもうひとつ。

大きな買い物だからこそ、期日に追われることなく、納得のいく土地、建物を考えることができる、ということこそ、金額には置き換えられない満足と価値があると思います。

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