この電線どうする?

2014/03/19(水) 2019年4月まで

今日は計画中物件の電線移設の立会に行ってきました。Dsc_0858

新規分譲地や区画整理の進んでいるエリアの場合ほとんど問題となることはないのですが、
お客様がもともと所有の土地であったり、単独の土地物件や建替え物件の場合気をつけなければならないのが電柱です。

基本的には電柱は道路上に立ち、電線は道路上空を渡っているもの。

しかし、全てのエリアで整備が進んでいるわけではなく、仕方なく宅内へ電柱を設置していたり、
(宅内柱:土地所有者の承諾の上設置されています。)
土地の上空を渡っている場合があります。
このような場所で新築計画をする場合、既存宅内柱の位置がアプローチの邪魔になったり、上空の電線が工事に支障となったりすることがあります。

 このような場合は、現況に合わせなければならない?

 そのようなことはありません。

まず、その電柱が中電さんのものかNTTさんのものか等を調査し、移設の設計依頼をすることで大抵のことは解決することができます。但し、電線や電話線は近隣の方々みさなんが利用するものですから、近隣の方々の承諾が必要になったり、とても時間がかかることもあります。
ですから、このような土地で住まいのご計画をお考えのお客様は3~6ヶ月の余裕を持ってご相談ください。

今日、立会をした現場も前面道路も狭く、現況畑地の上空を電線がわたっている状況です。このままでは、建物にも制限が出てきますし、上棟時に支障が出てしまいます。またそれ以前にあまり気持ちのいいものではありません。
今回は完全に宅内から電線を外すことはできませんが、極力敷地の端上空を渡るように宅内柱を1本新設することに決まりました。
お客様も気持ちよく承諾して下さりスムーズに計画が進んでおります。
(中電さんに移設依頼をしてから約2ヶ月、移設完了まで考えるとやはり時間がかかります;)

N様お忙しい中、ありがとうございました。
 

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