ビニール素材

2014/11/25(火) 2019年4月まで

 

当社のオープンハウスにお越し頂いた事のある方は、

おそらく一度はご覧頂いていると思いますが、ビニール素材の床材について、少しご紹介します。

ビニールと聞くと「安っぽい」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんね。

色々な種類がありますが、一般的には、タイルのように300~600角ぐらいの大きさのものや、

アパートなどでよく使われているフワフワしたシート状のいうゆる「クッションフロア」でしょうか。

当社がよく、トイレや洗面所などで採用しているには、前者のビニルタイルで

どちらかというと店舗などに使われる方が多いかもしれません。

 

ビニルタイルは、材料の価格は、当然タイルより低い価格になっており、しかもタイルの寒い時期に感じる冷たさがありません。

ただ、普通に貼ってしまうと、やはり素材感からくる安っぽさが出てしまいますので、当社では、目地棒を使用することで

一見、本物のタイルと同じように見えるように施工しています

 

 

 

 

 

 

事実、よく「お客様から、これタイルですか?」というご質問を頂く事も多く、安っぽさは全くないと思います。

ただ、この目地棒の巾は3mm程度しかなく慣れた職人さんでなければ、きれいに施工する事が出来ないんですね・・・。

 

また、違った材料でいえば、タタミのように、ビニールを編みこんで、シート状にしている「ビニル織物シート」も良く採用する床材です。

これは何といっても、編み込んでいるので、滑らないという事から階段によく採用しますし、当然ビニル素材ですので

洗面所や脱衣の床材にも最適です。 

 

 

以前、温泉の脱衣場にも使われていたのを見たこともありますし

ビニルの特性のひとつである、カラーバリーエーションも豊富ですので、ケーキ屋さんの床にも使われていたのを

目にした事もあります。

綺麗に施工する技術とカラーリングを上手にまとめるデザイン力があれば、コストもタイルより圧倒的に安く、

冬のヒンヤリ感もなく、水に強いビニル素材は、とても使い勝手の良い素材なのであります