太陽熱利用給湯システム

2015/11/09(月) 2019年4月まで

 

 タイトルの「太陽熱利用給湯システム」って?? という感じの方が多いかもしれません。

分かりやすくいうと、屋根の太陽の熱を利用してお湯を沸かすアレです。 

朝日ソーラーというのが一番ピンとくるかもしれませんね。

実は、東日本大震災以降、ジワジワと人気が出てきているんです。

その理由ですが、・・・・

太陽光パネルは、電気に変換したときの効率が、10~20%と言われています。

太陽の光で、100の太陽エネルギーを、現在の技術では、 

10%~20%の電気エネルギーにしか変換できないんですね。

それに比べ、太陽熱は、50~60%の熱エネルギーに変える事ができます。

分かりやすくいうと、太陽からのエネルギーのみで、

お湯を沸かすことができるシステムなんですね。

石油やガス、電気といったエネルギーをほぼ使うことなく、

お湯を沸かす事ができるって凄いと思いませんか?

実は、家全体の消費エネルギーの30%を給湯のみで使用していまして

国のすすめるゼロエネ住宅の数値をクリアさせるには、

給湯に使うエネルギーを減らす事が必要となってきます。

 

 

もちろん、曇りの日や冬季は、沸かす能力は少ないので、補助的に内臓されたガス給湯器が作動するのですが

冬でも暖かい地方で日中が快晴であれば入浴できるくらいの温度にはなるようです。

詳しくは

 http://www.noritz.co.jp/product/taiyo/faq.html

 

昔からある、屋根の上にタンクを設置したタイプですと、美観がいまいちですが

最近は太陽光パネルのようなパネルが2~3枚載せるだけですので、

面積も小さくて済みますし、外観に与える影響もほぼ無しといって良いと思います。

興味がおありの方は、こちらも参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

1ページ (全2ページ中)