ZEHの調査

2018/07/08(日) 2019年4月まで

昨年秋にお引渡しをしたお客様と、毎月末メールのやり取りをしています

「今月の電力使用量」

「今月の太陽光発電量」

「今月の太陽光売電量」

を伺っているのですが、なぜこんなことをしているのかというと・・・

 

実はこのお客様の家、「ZEHの家」になっており、断熱数値や設備の省エネ性、太陽光パネルの性能など、細かな計算の上、認可を受けて建っているのですが、その計算と実際の生活がどのくらいの誤差があるのかを調査しているわけなんです。

 

「ZEH」とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で「ゼッチ」と呼ばれ、今では広く周知されていますので、ご存知の方も多いと思いますが、その中には

「ほんとにエネルギーがゼロになるの?」

「財布にどのくらい優しいの?」

とイマイチ信用できない方もいらっしゃるのではないかと思います。

かく言う私も、

「計算上の数値と実際の数値」がどのくらい違うのかという部分で興味津々です(笑)

 

断熱性能を高め、省エネ設備を導入し、使ったエネルギーくらいは自分の家で造る。

大きな意味では地球環境の保護になり、家庭単位では光熱費の節約になります。

一方で、まだまだ導入コストがかかり、補助金頼みの制度のような気がしますし、大手メーカーでは、基準をギリギリでクリアするために画一的な「商品」になってしまいがちな面もありますが、今回のような調査とサンプルが全国的に整えば将来的に導入コストも下るハズ。

コストが下れば補助金に頼らなくてもZEHの家が増えるハズ。

そんな将来的な役割の一端を担っていると思いながら毎月メールをしています(笑)