上棟前に・・・

2022/08/31(水) 日記

台風が心配されますね・・・

9月に入ると上棟や地鎮祭が予定されている物件があります。

 

『上棟日』の天気を気にするのはもちろんわかっていただけると思いますが、

実はその日だけでなく『土台敷き』といわれる作業からずっと天気予報とにらめっこなんです。

 

 

 

『土台敷き』は基礎立上りに躯体の土台となる木材を敷き込む作業になります。

基礎コンクリート打設時にセットされたアンカーで基礎と土台が連結されます。

その際に基礎パッキンと呼ばれるゴム板を間に敷き込み、基礎と土台を縁切りすることで、

基礎コンクリートの水湿分を土台が吸収することなく腐朽を未然に防止することができます。

基礎パッキンは全周敷き込むのではなく、部分的に敷き込まずその部分が20㎜の通気スリットとなります。

その結果、床下換気が十分にされ、シロアリの生息しにくい床下環境を作ります。

 

また、土台敷き込み後、床の断熱ボードを敷き込み、床下地を兼ねる構造用合板を敷き込むのです。

 

これらの作業後の雨はできるだけ避けたいのが本音。

だから、上棟前はずっと天気予報を気にして作業するのです。

 

今回の台風は本当に厄介です;変わった進路ですよね~涙

もう少し様子を見なければと思います。

 皆さんもかなり勢力の強い台風とのことですのでしっかり備えてくださいね。