キッチンクローゼット

2015/10/26(月) 2019年4月まで

タイトルにある「キッチンクローゼット」。

当社では、ほぼ100%に近いぐらいで、採用頂いているキッチン後ろの収納のことです。

食器やはもちろんのこと、家電製品や食品なども入れることができ、大容量の収納が確保できます。

最近は、キッチンメーカーのカタログにも、同じような商品を見受けるようになりましたが、

当社が、これを造りはじめたのは、15年ぐらい前でしょうか? 

 

当時は、キッチンメーカーでカップボードかお施主様がご自分で食器棚を

準備されることが当たり前の時代でした。

でも、見積もりをとった事のある方はご存知かもしれませんが

キッチンメーカーでカップボードは、とても高額なんですね。

また、対面キッチンで、キッチンの後ろが丸見えなプランで、食器棚だけ、いままで使っていたものを

引き続き使うとなると、インテリアも合いませんし、そこだけ古いままというのは・・・。

 

そこで、当時考えたのが、「大容量で、安価で、しかもインテリアにもマッチする収納はできないものか?」

 

それで行き着いたのが、大きな引き戸の中に、

大工さん造作の棚(全て可動棚)を設置するというやり方だったんですね。

 

家具屋さんに棚を作ってもらうと、それなりに費用がかかりますが、

可動棚用の金物などを上手く使えば

大工でも十分可能になり、結果、棚の材料と扉代ぐらいで、

大きな収納が可能になりました。

 

内部に家電製品用のコンセントも配置し、

炊飯器やトースター、レンジ、コーヒーメーカー 全て入れてしまいます。

 

「炊飯器の水蒸気は大丈夫?」という質問をよくいただきますが、

お米を炊くときだけ、扉を開けておいて頂ければ

何も心配も必要ありません。

 

事実、今まで、棚の腐食や不具合などは一度もないのです。

 

唯一、デメリットとすれば、小皿1枚取り出す際も、

大きな扉をスライドさせないといけないという事はありますが

逆にそのために、数倍のコストをかけるかどうかという選択肢になりますね。

 

扉のカラーはインテリアにあわせて、選ぶことが可能ですし、

半透明のパネルを入れることも可能ですよ。

 

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